男性の皆さんは寝具にこだわっていますか?日々の仕事の疲れをしっかり癒すならベッドから布団、枕、そして「パジャマ」にもこだわるべきです。
案外、スウェットやジャージのようなルームウェアで過ごしてそのまま寝たりしていませんか?ものぐさな男性は古着のTシャツなどそのまま寝間着にしてしまっている人もいると思います。
でも、それって実は睡眠の質が落ちる原因だったりするんですよ。
仕事疲れが取れないと仕事でミスが増えて、仕事のミスが増えると余計に疲れが出て、悪循環に陥ってしまうので、睡眠の質を軽視するのはよくありません。
今回はそんな睡眠の質向上に欠かせないメンズのための「パジャマ」特集をご紹介します!
パジャマとルームウェアの違いは?知れば知るほど違うふたつの部屋着
そもそも皆さんがあまりわかっていなかったりするのがルームウェアとパジャマの違い。
寝る時に着るものならどっちもルームウェアだしパジャマじゃないの?と思うかもしれませんが、パジャマとルームウェアじゃ用途がまず違うんですよ。
ルームウェアは「部屋でくつろぐために着るもの」
パジャマは「布団に入って寝る時に着るもの」
なんです。
だから、本当はルームウェアで寝るべきではないんです。実際、日本人の多くはルームウェアもパジャマもごちゃ混ぜにしている人が多いですが、それでは勿体ないのでぜひパジャマの有用性を知ってほしいです。
なぜルームウェアで寝るのがあまりよくないのか?
ルームウェアは比較的、暖かいものが多いですよね。袖口がちょっとゴムになっていて熱を逃がしにくくなっていたりと、部屋でも快適な温度で過ごせるような設計になっています。
この熱を籠らせてしまうというのがポイントで、布団をかぶっていないソファなどにいる時は、ちょうどよい温度になったりするのですが、布団の中に入ると、熱が籠りすぎて暑くなってしまうんです。
その点、パジャマならフロントにボタンが付いているので、隙間から熱が逃げやすく快適な温度を保ちやすいです。
さらにいえば時期が時期だとパジャマだと寒く感じるので、そのまま部屋を動き回ろうとか、もう少し起きていようなんて思わなくなります。
そうなると半強制的に布団に潜ることになるのである意味、寝よう!という気持ちの切り替えがしやすく、ルームウェアだとつい寝る前にダラダラしてしまうという人におすすめです。
パジャマ選びで重要視すべき5つのポイント
パジャマ選びにおいて重要視する点は5つ
- 肌触りの良さ
- しめつけのないサイズ感
- 吸水力の高さ
- 清潔感を保てる
- 季節に合わせた快適さ
これらにこだわっているかこだわっていないかで睡眠の質は全然違ってきます。
快眠すぎていつもより寝過ごすぐらいの眠りを味わいたい人は絶対にこだわるべきです。
肌触りの良さ
質のいい睡眠に大事なのは眠りを邪魔しないことです。
人間は眠っている間、体が安定する姿勢を取るために何度も寝返りを打ちます。
この時に肌触りの良さが重要になります。
寝返りを打つ際に肌が擦れるので、肌触りがよくないとゴワゴワとした感覚が神経を刺激して寝つきが悪くなってしまいます。
肌触りの良さは人によっては着ているだけでリラックス効果が出るものですので、肌触りには一度こだわってみてほしいです。
しめつけのないサイズ感
肌触りと似たような理由でパジャマのサイズ感も重要です。
まず第一に寝苦しくないようにしめつけのないゆったりとしたサイズを選びましょう。
ネット通販などで買う場合など特に注意が必要ですが、気持ち大きめのサイズでもいいかもしれません。
ただ、あまり大きすぎると寝返りを打った時に、余剰分が巻き込まれ引っ張られして、しめつけを感じてしまうこともあります。
こればかりは着てみないとわからない部分も多いですが、快適な眠りのためにはサイズもこだわった方が絶対にいいです。
吸水・通気・速乾性の高さ
ご存知の方も多いかもしれませんが、眠っている間に人は体温を調節するためにコップ1杯分の汗を掻くといわれています。
朝に喉が渇く感じがするのは思った以上に水分を失っているからなんです。
つまりはそれだけパジャマが汗を吸うことになるので吸水性や速乾性が高い方が快適です。
通気性がよければそれだけ汗の乾きもいいので、ここも抑えておくべきポイントです。
清潔感を保てる
そして、それだけ汗を掻くということはそれだけ汚れてしまうのでしっかり洗濯をしておきたいです。
そのためにも洗濯は簡単にできるものが望ましいです。
他の衣類と洗濯しない方が良いものや、手洗いでないとダメなものは、毎日着て毎日洗濯するパジャマには不向きです。
季節に合わせた快適さ
これももちろん重要で、季節に合わせたパジャマをしっかりと選ぶべきです。
夏には熱を逃がし、冬には熱を逃がさない素材が理想的です。
夏は熱を籠らせずに風を通す通気性の良いものを。
冬用のものは寝汗の熱を利用して発熱させ、快適な温度を保つものなどおすすめです。
冬は布団の数で簡単にカバーできますが、夏は寝る際に体温が低下することを視野に入れず冷房を効かせて予想以上に体温が下がることもあるので、案外熱を逃がしすぎないパジャマを選ぶのも選択肢のひとつです。
服の素材は色々あるけれど、パジャマにおすすめの素材って?
パジャマにおすすめの素材は多々あれど、おすすめしないものもあります。
単純に知っていて損はないのでこれもぜひ知っておいてください。
パジャマにおすすめの素材
パジャマに最もおすすめとされているのは「綿」です。
綿はイメージ通りのふんわりとした手触りに、吸水性も高く手軽に洗いやすいです。
次に「シルク」もおすすめの素材です。
これはタンパク質が主成分でひとの肌に近い成分を持っているので肌触りが馴染みよいものです。
吸水・吸湿性も高いので快適に着ることができます。
夏場であれば「麻」などもおすすめです。
麻は丈夫でさらさらとした手触りが特徴で、涼しい素材なので夏におすすめです。
こちらも吸水・吸湿性能が高く夏場でも安心です。
パジャマにおすすめしない素材
逆にダメな素材としては「化学繊維」を使ったもの全般はおすすめしません。
代表的な化学繊維である「ポリエステル」や「アクリル」などは吸水率が低く、熱を閉じ込めてしまいやすいので注意が必要です。
肌触りにも違和感を覚えやすいので無意識のうちに意識してしまって眠りも浅くなってしまいがちです。
『メンズパジャマ』おすすめのブランド5選
ここからは皆さんにおすすめのメンズパジャマを販売しているブランドをご紹介いたします!
ポールスミス
ハイブランドらしくお値段はやや高めですが、見る人が見ればパジャマにまでしっかりとお金をかけるデキる男に見られるブランド品です。
シンプルなデザインが多く、誰でも着やすいテイストが多いので選びやすいのも特徴的です。
価格帯 | 10,000円~30,000円 |
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無印良品
身近にあるブランドであり、価格帯も比較的お手頃です。それでいて品質も悪くないので入門にはおすすめのブランドです。
価格帯 | 3,000円~6,000円 |
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GU
安くてもデザインはスタイリッシュで〇
値段も3000円以下がほとんどでコスパはとっても優秀。
GUのパジャマを着てパジャマを気に入ったら、より質のいいものに変えるのもひとつの手です!
価格帯 | 2,000円~3,000円 |
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ジェラートピケ
ジェラートピケというのは「アイス生地」という意味で、「大人のデザート」のようなルームウェアを目指すというコンセプトの元、多くの人気ルームウェアを販売しています。
女性人気も高いですが、男性向けのルームウェアも多く、パートナーとお揃いブランドで合わせるのもいいですし、持っているだけで女性ウケも高いです。
モコモコとしたちょっと可愛らしいギャップでおしゃれに着飾りたい人におすすめのブランドです。
質にこだわったブランドですので、肌触りもよく、着心地も抜群なので、パジャマにももちろんおすすめできます。
価格帯 | 5,000円~13,000円 |
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ウンナナクール
パートナーとお揃いのパジャマも選びやすいのでプレゼントにもおすすめなので一緒にパジャマを購入してみてはいかがでしょうか?
価格帯 | 5,000円~7,000円 |
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【まとめ】パジャマまで力を入れてデキる男をアピールしろ!
いままでパジャマにこだわっていなかった人もこの機会にパジャマを買ってみてはいかがでしょうか?
しっかりパジャマを着て寝ればいつも以上に寝つきがよくなりますよ!
誰かが泊まりにきた時にもおしゃれ感をアピールすることができて損はありません。
お風呂に入ってからルームウェアに着替えて、さらに寝る前にパジャマに着替えるのは面倒くさいかもしれませんが、快眠を目指すならこのひと手間を惜しまずに試してみてください。
男性からも女性からもデキる男だと見られるためには、パジャマのようなあまり見られない部分もしっかり力をいれましょう!