【2019年版】デジタルイラストに挑戦してみたい初心者向けペンタブ!

デジタルイラストに挑戦してみたい方の必須アイテムといえばペンタブ
一昔前はそれほど選択肢のないアイテムでしたが、今では大きさから性能、仕様など幅広い違いのペンタブが製造されています。

中でもプロ向けのものから初心者向けのものもあるので、今回はまずイラストをデジタルで描いてみたいという初心者向けのペンタブをご紹介します。

ペンタブの種類


イラスト製作用のタブレットはペンタブもしくは液晶タブレットというふたつの選択肢がありますが、試しに始めてみたいという方にはまずは安くて手の届きやすいペンタブをおすすめします。

今は液タブというペンタブもかなり浸透してきたので、通常のペンタブを板タブと呼ぶこともあります。

ちなみに最近はノートパソコンやタブレットのレベルも高くなってきていて、しっかりと筆圧を感知してくれるタッチ液晶のついたパソコンも増えています。

イラスト制作のためというよりはスタイラスペンでのメモがメインの使い方にはなるので、イラスト製作用のペンタブよりはカスタマイズ性には劣ってしまいます

もちろん十分な性能を持っているので、パソコンも一緒に新調したいという方は液タブ代わりに使えるパソコンを買うのもひとつの手です。

ペンタブと液タブの違い

ペンタブと液タブの違いでまず注目したいのが「どこを見るか」です。

ペンタブは手がディスプレイと被らない。その代わりディスプレイを見ながら描かないといけない。
液タブは手がディスプレイに被る。その代わり手元をみながら描ける。

という違いが、実際に使ってみるとかなり違います。こればかりは個人の感性次第ですが、ペンタブは慣れるまでが難しいともいえますし、液タブは描き心地に違和感があるという方もいます。

ペンタブは描き心地がアナログに近いので、元々アナログで絵を描いていた人ならこちらの方が馴染みやすいかと思います。

ペンタブの基本


ペンタブを見ていたら、筆圧レベルという項目があると思いますが、512/1024/2048/8192 etc…と種類があります。

この数値が高いほど、力加減を繊細に感知してくれます。要はリアルでの描き心地に近くなっていくということですね。

基本的には2048もあれば十分なので、無理に8192クラスのものを買う必要はありません。
そもそもの基準が高くなってきているので、わざわざ古い型を買わない限り、多くのものは2048ぐらいのスペックのものが多くなっているので、そこまで気にする必要もないかもしれません。

サイズは主にS\M\Lと種類を選べます。基本的には大きければ大きいほど自由にストロークできる幅が増えるので、使いやすくなります。

ただ、デスクの大きさを考えておかないと、ディスプレイを置いて、キーボードを置いて、ペンタブを置く場所がない、なんてことになりかねません。

なので、使い勝手以外にも置き場所もしっかり注意して考えておきましょう。

初心者おすすめ入門ペンタブ

ここからは初心者におすすめしたい入門ペンタブをご紹介します。
あまり迷わないように3つだけ厳選してご紹介します。

迷ったらこのうちのどれかを買っておけばまず間違いないです。
どれも一定水準を超えるユーザーがいるので、安心と信頼は保証されてますよ!

Wacom/Intuos

ペンタブで最も有名なブランド「Wacom」から出ている「Intuos」シリーズ。
初心者からプロまで愛用者の多いペンタブ。

安価な通常版Intuosシリーズはsmallとmediumを選ぶことができます。
smallで9000円前後、mediumだと20000円前後になります。

倍の値段はしてしまいますが、板タブの大きさはかなり使い勝手に関わる要素なので、ここは慎重に決めたいところです。

ペンデバイスは重電も電池交換も要らないので煩わしさも少ないです。

ちなみに上位機種のpro版になると使い勝手は向上しますが、50000円前後の値段になってくるので、ちょっと迷いが出てくる値段になってきます。
この値段になると安価な液タブも買える値段ですからね。
もちろんその分、板タブの中でも最高クラスの性能を誇るので、液タブに劣るというわけではありません。

最大手メーカーなので製品の安心感も高く、情報が仕入れやすい点も初心者におすすめしたい理由の一つです。
もう少し安価なものもあるが、ブランド力の安心感を考えるならお金をかける価値はあります。

XP-PEN/Deco

液タブでも有名な「XP-PEN」の「Deco」シリーズ。
高性能ながら相場より安価に購入できるので愛用するユーザーも多い、ペンタブメーカー。

液タブも同性能の液タブの中では安価で6000円ほどで購入できます。
この価格でも筆圧感知の感度は8129とトップクラスのレベル。

バッテリーレスで電池の必要もないので、取り扱いも楽々です。
エクスプレスキーが8つ付いていて色々なショートカットをカスタマイズで設定できます。

セットでついてくる2本指グローブは思ったよりも便利で、汗などが付きませんし、滑りもいいのでストロークがしやすくなります。

Huion/ペンタブレットH950P

ワコムでは高すぎるけど、XP-PENほど安くなくてもいいという人におすすめの「Huion」のペンタブ。
小さすぎず大きすぎず、値段も手ごろなので、「丁度いい」という言葉が似合うペンタブになっています。

7000円前後で買えるながら、電池不要で筆圧感度も8192という高さを誇る高スペック。

もう少しお金を出して1万円代に手を出せれば、さらに高スペックで高すぎない上位モデルも購入できます。
Wacomのproレベルの性能かつ、最高値というわけではない値段でこちらも手が出しやすいモデルになっています。

初心者におすすめペイントソフト

最後に初心者におすすめしたいペイントソフトをご紹介します。
ペイントソフトがないとせっかくのペンタブも宝の持ち腐れになってしまいますからね。

ペイントソフトにもおすすめは色々あるんですが、これに関しては「CLIP STUDIO PAINT」を推します。

多くのイラストレーターが使っているペイントソフトですから、情報も至る所にありますし、公式コミュニティでペンなどのツールのカスタマイズを配信していたりするので、非常に便利です。

漫画を描いてみたかったり、彩色にこだわりたいのであれば、もっとおすすめできるソフトもありますが、イラストを描きたい初めての方にはプロも愛用するこのソフトをおすすめしますよ!
ぜひペンタブを購入するのと一緒にこちらも購入してみてくださいね!