英国紳士気分になれるパイプを選ぼう!おしゃれなパイプ5選

中世ヨーロッパを想起させる喫煙具「パイプ
煙管」や「vape」のようにタバコが好きで趣味にしたいという方の挑戦する候補の代表的なひとつです。

吸っているだけでベテラン感が出る反面、パイプの似合う男でないと、背伸びした感じになってしまう玄人向けの嗜好品ですが、扱い慣れていればカッコよく思われること間違いなしです!

タバコにちょっと飽きてきて、タバコ系の嗜好品を試してみたいという人は「パイプ」に挑戦してみませんか?

パイプの特徴やおすすめのパイプをご紹介しますので参考にしてみてください。

英国紳士の嗜好品「パイプ」とは?


パイプといえばヨーロッパ、特に英国で有名な探偵「シャーロック・ホームズ」のイメージがあって、イギリス発祥の嗜好品に思えますよね。

でも実はイギリスが発祥の地ではなく、正確には南アメリカに住んでいた先住民族インディアンが喫煙のために使っていたものだったんです。

もちろん発展して今の形になったのはヨーロッパでの出来事ですが、ルーツは意外なところにあったんです。

よく見ると違うパイプの形

パイプのメジャーな形って実は2パターンあるって知ってましたか?
パイプのイメージといえばちょっと曲がったものを想像すると思いますが、いろいろパターンがあるんです。


ひとつは「ストレートタイプ」
パイプの持ち手部分が真っ直ぐな形になっているのが特徴です。
あまり見かけない形ではありますが、この形も少なくありません。


もうひとつが「ベントタイプ
パイプの持ち手部分がなだらかなカーブを描いているのが特徴です。
皆さんのイメージだとベントタイプのものを想像する人が多いと思います。
パイプの中でもスタンダードな形と言えますね。


引用:柘製作所
ちなみにパイプの種類はもっと細かく分けるのであれば、こんなにも種類があるそうです。
これを見るだけで、パイプって奥が深いんだなって思いますよね。

おいしくパイプを吸うときのコツ!


紙タバコと違ってパイプって意外と吸うのが難しくて、力加減を間違うと火が消えちゃったり、すぐに吸い切っちゃったり、加減にコツがいるんです。

せっかく買ったのにパイプを楽しめなかったらもったいないので、コツをしっかりつかんで試してみてください。

通気

まず初めに大事なことは「通気」を意識することです。

パイプは刻みタバコを丸めて火皿に詰め込んで吸うものですが、この丸める時にぎゅっとしすぎると通気性が悪くなって火が付きにくくなってしまいます。

逆に柔らかすぎても酸素の供給量が多すぎて燃焼しすぎになってしまい、風味を損なうことになります。

程よい力使いで詰め込むことがパイプを美味しく吸うコツなので頑張って覚えてみてください。

コツとしては刻みタバコを層になるように敷き詰めていくことです。丸めて入れるとよく言われるので、一気に入れてしまいがちですが、何度かに分けて詰めていったほうが程よい通気性になります。

その際、押し込んでいく性質上、初めの方は柔らかく詰めておくと、結果的にちょうどよい固さに固められます。

下準備


刻みタバコを敷いてパイプをちゃんと吸う前に下準備としてしっかりとした着火を行います。
まず火種ですが、オイルライターは独特の臭いが移ってしまうので、気になるようならマッチやガスライターで着火しましょう。

着火する際は軽く吸引しながら、グルっとマッチなどを回してタバコの表面全体に火を満遍なくつけます。そうすると少しするとタバコが膨張してくるのでタンパーという器具を使って軽く押さえて火を落ち着かせてください。

タバコの表面がいい感じに炭化したらもう一度タンパーで軽く押さえて、改めて着火してください。この時も満遍なく火をつけることは忘れずに。
ここまで準備してから吸った方がおいしくパイプを楽しめます。

吸い方

吸い方もパイプを楽しむうえで欠かせない要素です。
パイプを吸うときはゆっくりと優しく吸ってあげましょう。イメージは優しく呼吸する感じで吸うのを想像してください。

強く吸いすぎると煙が強すぎたり、口の中を刺激してしまうので、気を付けましょう。
パイプの内側を焦がしてしまうことにもなりません。

吸いながら火の通りが悪いな、火の勢いが強すぎるな、と思ったときは再びタンパーで軽く調節しましょう。火が消えてしまわないように吸いながら作業するのがコツです。

初心者入門におすすめのパイプ

パイプが気になった方向けに、初心者向けの簡単に入手できるパイプをご紹介します。

XIAZUO

初心者向けのスタンダードなパイプ。
パイプのパーツを分解することができ、手入れが簡単な仕様になっています。
形状はベントタイプでよく見かけるタイプのパイプの形になっている。

Bub・Choquin

ボウルはブライヤーで吸い口はアクリル製のフランス産パイプ。
世界で一番出荷されているブライヤーパイプの老舗から販売されているのでビギナーからベテランまで満足していただけます。

柘製作所

ヴィンテージ感のある木の模様がおしゃれなパイプ。
タイプはかなり緩やかなしなりのベントタイプになっています。
初心者向けに9mmフィルター10本、コンパニオンとモールクリーナーがセットになっているので、初めてのパイプにうってつけです。

SODIAL

木製部に彫り込まれたデザインが特徴的なパイプ。
安価に手に入れられるので、初めてにも予備用にもおすすめです。

Joyoldelf

オフィシャル&エレガントな木製品。底面が平らになっているので、置いてインテリアとしてもたのしむことができます。
タバコの有害物質を取り除くためのフィルターも装着できます。
パイプ用品キットも揃っているので、ひとつひとつ揃えていく必要がないのもポイント。

パイプを使いこなしてあなたも英国紳士気分

タバコとは違ったパイプの奥深さを皆さんも知っていただけましたでしょうか?
この微妙に面倒な仕様がまた嗜好品としての楽しさを引き立てます。

ただ、タバコを吸うだけなら紙タバコの方が断然楽ですが、手間をかけるからこそ吸うときの至福を得られるのがパイプのたのしさです。

タバコを吸うことにたのしさを見出したい人はぜひこの機会にパイプを嗜んでみてください。