寝室は照明で変わる!おすすめ照明器具タイプ別9選!

寝室は寝るための部屋

寝るときは灯りを落とす人が大半ですので、寝室の照明にこだわる人は、特に男性にはあまり多くありません。

ですが、快適な睡眠と爽やかな目覚めに、寝室の照明が深くかかわっているとしたら…?
寝室照明の選び方のポイントや、おすすめの照明器具をご紹介します!

寝室照明の選び方


寝室の照明は、他の部屋と異なる視点で選ばなければなりません。
そのポイントは3つあります。

光源が直接見えないこと

ベッドに横たわれば、必然的に顔は天井を向きます。そのとき、光源(電球やLEDなど)が視界に入らないようにしなければなりません。

眩しくて不快というのもありますが、眩しくはない程度の光でも神経刺激し、興奮して眠気が覚めてしまうからです。

シェード(覆い)で光源が直接見えないものや、間接照明を活用しましょう。

光は赤、緑、青の3色からなることは有名です。そのうち青い光はエネルギーが強く、「ブルーライト」といえば目を疲れさせることが知られていますね。

他にも青みを帯びた光は日中の空の色でもあることから、人間の意識と体を生理的に活性化する特性があります。

同様に、夕日の色であるオレンジの光は、意識を鎮静化し、安眠に誘う効果があります。
寝る前に本を読む習慣がある場合は特に、青白い光(昼光色・昼白色)は避けるべきでしょう。

種類


寝室に限った話ではないのですが、照明には「シーリングライト」「フロアライト」「スタンドライト」の3種類があります。
それぞれの簡単な説明と、寝室における注意点をご説明します。

シーリングライト

室内の照明として最も一般的な、天井に付けて部屋全体を照らす灯りです。ペンダントタイプや天井に埋め込んだダウンライトなども便宜上これに分類します。

ベッドに横たわると確実に視界に入るため、光の強さを調節できる機能(調光機能)のついたものを選ぶとよいでしょう。

ベッドの真上に来ないように配置するだけでもかなり変わってきます。とはいえ配線の関係で設置位置を変えることは難しいので、ベッドの方で調整しましょう。

LED照明にすれば、たいていリモコンがついているため、ベッドにいながら点灯・消灯を切り替えられるだけでなく、明りの色や強さも変えられるのでおすすめです。

フロアライト

夜中に目を覚ましたときにシーリングライトをともすと、目が慣れていないせいで刺激を強く受け、次の眠りを浅くしてしまうことがあります。

床を照らす間接照明の一種であるフロアライトなら、目に入る光が少ないためその影響を抑えることができます。

また、窓やカーテン越しに入ってくる街灯の青白い光の刺激を和らげる効果もあります。

テーブルライト

サイドボードや机などに置く小さなものを指しますが、床に設置しても光源が高い位置になるタイプもこれに含まれます。

寝る前に読書をしたり、ちょっとした書き物をしたりするのにテーブルライトを使うこともあるでしょう。音楽などを楽しみながら、ゆったりした時間を演出するのにもいいですね。

本を読むならそれなりの明るさを確保する必要がありますが、光源からの直射ではなく、反射光やシェード越しの光で照らせるタイプのものを選びましょう。

おすすめ寝室照明9選!

それでは寝室におすすめの照明を、先述した3つのタイプそれぞれに3つずつ、計9つご紹介します!

シーリングライト

ロウヤ 薄型LEDシーリングライト オービー

ぱっと見はシンプルなシーリングライトですが、スチールのフレームがついているため天井が明るくなりすぎず、横になって天井を見上げた時に落ち着いた印象を受けるので寝室に向いています。
最大光量にすれば充分に明るいため、ワンルームのメインの照明にも使えます。

一般的なシーリングライトよりも薄型なので天井が高く見え、フレームと合わせてすっきりした印象です。

マークドイル WOODSTOCK 8J

桐製のリングフレームが美しいシーリングライトです。

8畳向けなのでかなり明るく照らすことができるので、ワンルームのメイン照明にも向いています。(12畳向けもあります)

ジュリアインテリア HLZKC002

正方形なのですが、表面が波打ったデザインというちょっと変わったシーリングライトです。

最大5000ルーメンの光量なので12畳くらいまでならメインの照明としても使える明るさを出せますが、本体の大きさはこれまで紹介したものとほぼ同じ。

光量を上げて白い光にすればモダンでおしゃれな雰囲気、光量を下げてオレンジにすれば柔らかいくつろぎの空間にと様々に表情を変えることができます。

フロアライト

パナソニック HH-XSB0001L

スタンダードな球形のフロアライトです。
安心のパナソニック製で、同社の「あかリモ」というスマホアプリで制御可能な照明のシリーズです。

部屋の隅に置いてもいいですし、棚の上などに置いて間接照明として使うこともできます。

ZEEFO LEDセンサーライト

夜中に目を覚ました時にいちいちリモコンやスマホを操作して、という手間を省いてくれるのがセンサーライトの良さです。

給電方式は乾電池なので、電池交換の手間はありますが、その代わり設置場所を選ばず、配線も気にしなくていいので足元に置いても安心です。

PLATA LEDフロアランプ CURVE

一転、スタイリッシュなフロアライトのご紹介。
高さ125cmというとベッドに腰かけたくらいの高さですので、寝室に置いて目障りでない、程よい存在感があります。

光る面を壁に向けて間接照明として使ってもいいですし、光量を抑えて直接部屋を照らしてもいいですね。

テーブルライト

W-LITE ベッドサイドランプ 和風スタンド

亜麻や和紙のようなシェードがきれいなテーブルライトです。
和風、とありますがモダンな部屋でも違和感なくなじむデザインです。

写真だとわかりにくいですが、それなりの明るさ(40W電球相当)なので、ベッドサイドに置いて本を読むならちょうどいいくらいです。調光はできませんが、眩しく感じることもないでしょう。

twodo Light Base

こちらは完全に雰囲気重視のインテリアランプです。本体の上に光を通すものを置いて楽しむものです。
公式サイトで例示されているような特殊なアート作品でなくとも、水を入れたグラスなどでも面白い効果が演出できます。

照明作家 谷俊幸 mocoro

ツガという木から木工ろくろで削りだした円盤を組み合わせて作った、ハンドメイドのテーブルライトです。

光源が直接は見えにくい造りで、木の板に柔らかく反射させた光が優しくあたりを照らします。

ダークブラウンのものならモノトーンの部屋にもなじみやすく、雰囲気を和らげてくれます。

まとめ


寝室で照明がともっている時間は、ワンルームでない限り、あまり長くはありません。灯りを付けずにベッドに直行、なんてこともままあります。

直行するくらい疲れているならあまり関係はありませんが、そうでない日の寝室の灯りは快適な睡眠にとって、とても重要です。

ワンルームであっても、寝るとき専用の特別な灯りをひとつ備えておくだけで、睡眠の質を上げることができます。

忙しい毎日のちょっとした癒しに、寝室照明に凝ってみてはいかがでしょうか?